ボート
     作詞・作曲/健利 編曲/
Core

  雨の日の車窓の様に
  僕の視界は曇ってしまうよ
  その先になんだか
  誰かが立っているような気がして
  目を凝らす

  時間はない
  無理をしてみる
  せまる時間が首をしめている
  この先僕は消えてしまうよ
  でも君は変わらないで

  確かな物はこの世にない気がする
  僕が生きるためには何をすればいい

  泣くのはもうやめよう
  君を盗みにゆく
  走る月のボートに乗って
  雲の波間に君を見て

  空には何があるの?
  僕はまだ何も知らない
  この小さな星の上で
  小さく言葉をつぶやいて



  願うほど夜空は広がってゆく
  僕が生きるためには何をすればいい

  今なら間に合う
  君を盗みにゆく
  走る月のボートに乗って
  錆びた世界に君を見て

  泣くのはもうやめる
  君と手をつないで
  ひどく澄んだ夜の空へ
  月のボートに乗って






              
  

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